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2023.9.13

サーキュラーエコノミー実現への挑戦

 サーキュラーエコノミーの実現にあたっては、環境負荷の低減と同時に、エコシステムを構成するステークホルダーの経済合理性を成立させることが重要です。そこで、本講座では、エコシステム全体のモデル化に取り組むとともに、モデルを用いたシミュレーションによりステークホルダー間の関係性を整理したうえで、経済合理性を阻害する要因を探求し、その解決に向けた研究を進めます。三菱電機が保有するさまざまな事業・製品をモデルケースとして検証を進めることで、各ステークホルダーの果たす役割や、民間企業における最適な事業モデルのあり方、法規制のあり方などを明らかにし、実効性のあるエコシステムの実現を目指します。
 取り組みの中で得られた成果は、学会やオープンフォーラムなどの場で順次発表するとともに、このホームページにて公開していきます。また、研究成果の事業への活用や仲間づくり、行政への政策提言などを通じ、社会実装を進めていきます。

社会連携講座における研究開発の全体像