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サーキュラーエコノミーの実現を目指す社会連携講座「持続可能な循環経済型未来社会デザイン講座」の2023年度末成果報告会を開催しました。

3月22日、三菱電機が東京大学に設置した社会連携講座について、講座開始から半年が経過しての成果報告会を開催しました。報告会では、講座担当教員である木下准教授、木見田特任准教授からの計画説明に続き、三菱電機の事業部門・研究開発部門から集まったメンバーが、三菱電機の事業・製品を例に描いた、ありたいサーキュラーエコノミー(CE)エコシステムの姿を発表し、参加者との間でディスカッションを行いました。

報告発表からは、メンバーが熱心に議論し、CEの実現に向けて検討していることが分かりました。一方、質疑応答では、ありたいエコシステムの時間軸に関し、(企業内の取り組みではなく)大学に設置した講座ならではの、もっとジャンプした未来の姿を描くべきではないかといった指摘もあり、新たな気づきも得られた報告会になりました。

緊張感のある報告会とは打って変わり、報告会後の懇親会では和やかな雰囲気の中で意見交換を行い、木下先生・木見田先生からは、この講座を日本におけるCEの一大研究拠点にしたいとの意気込みを語っていただくなど、活況な会となりました。

来期も引き続き、様々な角度から、CEの推進に向けて活動して行きます。