未来デザイン会議では、さまざまな社会課題に取り組む有識者の講演会を開催し、参加者の知見を深めるとともに、社会動向・技術動向に対する感度の向上を図っています。また、講演会で得られた知見や気づきをもとに、三菱電機と東京大学の有識者らにより、ありたい未来社会に関する議論を行っています。
その結果として、地球資源の枯渇やそれによる経済成長の減速を抑制し、持続可能なサーキュラーエコノミー社会の実現を目指す社会連携講座「持続可能な循環経済型未来社会デザイン講座」を2023年10月に設置しました。また、2025年9月には、意味的価値や社会的価値の高い製品・サービスを生み出すデザインエンジニアリングの確立と、それを担う人材育成を目指す社会連携講座「意味的価値や社会的価値を生み出すデザインエンジニアリング」を設置しました。現在は、これらの講座の一層の充実化に資する議論と共に、新たなテーマの探索・議論を行っています。
また、より多様な視点からの議論を活発化するため、三菱電機/東京大学以外の企業・団体様にも参加いただく分科会として、未来デザイン車座対話を設置しました。ここで得られる様々な気づきが、ありたい未来社会を描くヒントになると考えています。
今後も、未来デザイン会議と、そこから生まれる社会連携講座や分科会の取組を通し、ありたい未来社会の実現に繋がる活動を推進してまいります。