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2026.1.8

「気候の危機にどう向き合うか」に関する勉強会を開催しました

三菱電機-東京大学未来デザイン会議では、今後起こりうるさまざまな事象がどのような社会の到来をもたらすかを大胆に推測し、これらを克服した「ありたい未来社会の姿」について議論すると共に、それを実現するための道筋を描いています。その一環として、様々な分野でご活躍の有識者の方々をお招きし、ご専門分野に関する最新動向やお考えを学ぶ勉強会(非公開)を開催しています。

25年度第2回目の勉強会を11月25日に開催しました。今回は、東京大学未来ビジョン研究センター副センター長 江守正多教授をお招きし、「気候の危機にどう向き合うか」についてご講演いただきました。

改めて言うまでもなく「気候変動(地球温暖化)」は未来を議論する際の最重要項目の一つであり、今回、日本を代表する気候科学者の江守先生より、地球温暖化のしくみ、人間活動の影響、2100年までの温暖化シミュレーション結果などについて解説いただきました。さらに、地球温暖化問題の解決には、「社会変革」によるアプローチを考えている人々と、「技術」によるアプローチを考えている人々がおり、各々が自分とは異なる価値観を持った人も議論に参加しているという認識でこの問題に取り組むことが重要であるという、社会科学的分析が示されました。

気候変動(地球温暖化)対策は必要性と技術論だけでは必ずしも進まず、将来の気候リスクや社会的受容、倫理・公平性、脱成長の視点などを含めた包括的な判断枠を意識する必要が有るか、などを考えさせられる講演でした。