サーキュラーエコノミーの実現施策について議論する産業構造審議会 資源循環経済小委員会(委員長: 東京大学 梅田教授)が1月25日に開催され、三菱電機の岡 上席執行役員が登壇しました。
岡からは、小委員会における4つの論点(循環資源の量の確保、質の確保、循環の可視化、製品の効率的利用・リコマース促進)に照らし、三菱電機がこれまで25年間にわたり取り組んできた家電リサイクル事業の実績に加え、リサイクル以外の取組を加速するために、「三菱電機ー東京大学 未来デザイン会議」の下に連携講座を設置したことなどを紹介するとともに、CE促進にあたっての課題、国への要望事項について説明しました。
各委員からは、家電リサイクル事業の経営状況と今後の拡大可能性、技術開発の考え方、企業として求める具体的なインセンティブなどに関して質問いただき、CEは社会全体で取り組むべきであり、再生材利用へのインセンティブや再生材の品質・評価制度の構築、サプライチェーンでの情報共有の仕組みなどを要望しました。
参考: 第4回 産業構造審議会 産業技術環境分科会 資源循環経済小委員
ー 同委員会における三菱電機講演資料