サーキュラーエコノミーに関する欧州の最新動向について勉強会を開催しました。

10月10日に毎月定例の勉強会（非公開）を開催、日本生産性本部 エコ・マネジメントセンター長の喜多川 和典様をお招きし、サーキュラーエコノミーに関する欧州の最新動向について伺いました。

ご講演では、①サーキュラーエコノミーでは、従来の3Rに代わって、製品のリユースや長寿命管理を重視していること、②欧州では、再生プラスチックの利用がビジネスとしても成立し、メガリサイクラーと呼ばれる巨大静脈企業が存在すること、③欧州の第２次行動計画では、これら静脈企業の保護・育成を目的として、DPPやエコデザインなどの規則の導入が計画されていること、④日本に近い事業環境をもつドイツでは、CEをデジタル化を進めるための手段として利用しようとしていること、などをご説明いただきました。

今後も、欧州動向を注視しながら、日本流のサーキュラーエコノミーの姿を見出していくことを目指します。